兵庫県西宮市の商業施設
「コロワ甲子園」を取得
報道各位
2021年12月6日
ラサール不動産投資顧問株式会社
不動産投資顧問会社のラサールインベストメントマネージメントインク(本社:米国イリノイ州シカゴ、最高経営責任者:マーク・ガベイ、以下ラサール)は、同社が組成した特別目的会社を通じ、兵庫県西宮市の商業施設「コロワ甲子園」の信託受益権を2021年11月30日付で取得したことをお知らせ致します。
本物件は1993年に「プランタン甲子園」として開業後、「ダイエー甲子園店」(1995年~)、「イオン甲子園店」(2016年~)と名称を変え、2018年に現在の「コロワ甲子園」としてリニューアルオープンし、30年近くにわたって地域に親しまれている商業施設です。
本物件は阪神電鉄「甲子園」駅から徒歩1分に位置し、「甲子園」駅より、梅田、三宮、難波の主要都市へ直通でのアクセスが可能な利便性の高い好立地に所在しています。本物件周辺は住宅地としても人気を誇り、商圏人口が非常に厚いマーケットであります。また、阪神甲子園球場が至近で、野球観戦に訪れる来街者の集客も期待できます。
施設の特徴としては、スーパーマーケット「イオンスタイル」を核に約60のテナントを構え、生活必需品の物販店舗、子育て世代のニーズに沿った子供向けテナントなどが充実し、約1,000台収容可能な駐車場も有する地域密着型商業施設となります。厚い商圏人口に支えられ、幅広い年代層が頻繁に来館する本物件は、今後も安定した運営が継続されていくことが期待されます。
ラサールのアジア太平洋地域共同最高投資責任者であり、同社の日本法人、ラサール不動産投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:キース藤井)の執行役員 奥村邦彦は、「日本の商業施設は、少子高齢化・eコマースの進展等により社会的役割が変化してきています。商業施設を投資対象として検討する企業が減少している中で、当社は、自社の持つ不動産運用ノウハウ、推進力、想像力を活かせるマルチ型商業施設を魅力的な投資対象の一つであると考えています。商業施設はチャレンジングなセクターではありますが、他セクターと比べても高い利回りが期待できる”金の卵”である可能性を秘めています。現状で運営に課題がある場合でも、地域住民の日常生活を支えるインフラ施設になり得る商業施設については、今後も積極的に投資機会を増やしていきます」と述べています。
【施設概要】
建物名称 | コロワ甲子園 |
権利形態 | 信託受益権 |
住居表示 | 兵庫県西宮市甲子園高潮町3番3号 |
交通 | 阪神電鉄「甲子園」駅 徒歩1分 |
土地面積(実測) | 15,900.89㎡(4,810.02坪) |
建物面積(公簿) | 77,614.38㎡(23,478.35坪) |
竣工 | 1993年6月 |
構造/階数 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造/地上7階、地下2階 |
設計・施工 | 株式会社大林組本店一級建築士事務所/大林組・新井組共同企業体 |
【施設内】
【周辺地図】
ラサール インベストメント マネージメントについて
ラサール インベストメント マネージメントは、世界有数の不動産投資顧問会社です。世界規模で、私募、公募の不動産投資活動、負債性投資をしており、総運用資産残高は約730億米ドルです(2021年6月末現在)。主要顧客は、世界の公的年金基金、企業年金基金、保険会社、政府関連、企業、その他基金(大学基金他)などで、世界中の機関や個人投資家の資金管理を行い、セパレートアカウント型投資、オープンエンド型ファンド、クローズドエンド型ファンド、公募証券、エンティティレベル投資等の手法で投資を行っています。また、世界最大級の総合不動産サービス企業であるジョーンズ ラング ラサール グループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)傘下にあります。なお、ラサール不動産投資顧問株式会社は、ラサール インベストメント マネージメントの日本法人です。詳しい情報は、www.japan.lasalle.comをご覧ください。