マルチテナント型物流施設「ロジポート加須」竣工
~首都圏全域・東北エリアへの配送拠点に~
報道関係各位
2021 年 8 月 2 日
ラサール不動産投資顧問株式会社
株式会社 NIPPO
ラサール不動産投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 キース藤井、以下「ラサール不動産投資顧問」)、株式会社NIPPO(本社:東京都中央区、代表取締役社長 吉川 芳和、以下「NIPPO」)は、2社が共同で開発を進め、本年7月30日に竣工したマルチテナント型※1物流施設「ロジポート加須」の竣工式を本日、埼玉県加須市の同施設内で執り行いました。
なお、竣工時点で日本通運株式会社、日建リース工業株式会社等の入居が決まっております。
「ロジポート加須」は、敷地面積53,016㎡、延べ床面積121,437㎡の地上4階建ての最新マルチテナント型物流施設です。埼玉県加須市に立地する当施設は、至近の東北道、圏央道を利用することで、埼玉県はもとより、東京都、千葉県を含む首都圏全域、及び東北6県へ輸配送できる拠点となります。昨年3月に国道125号栗橋大利根バイパスが開通したことで、当施設から「加須IC」まで2.8km、「久喜IC」まで9.5kmとなり、高速道路への良好な交通アクセスが実現しました。
当施設が立地するエリアは工業専用地域でもあるため、24時間のオペレーションが可能です。また、JR東北本線「東鷲宮」駅から発着するバスが、当施設から徒歩1分のバス停に停車するため、従業員の交通利便性の良さも兼ね備えています。施設内には1階と4階に休憩室(カフェテリア)を配置し、24時間利用可能なセルフレジの売店もオープンする予定で、充実した雇用環境を提供します。
倉庫部分においては、大型シングルランプウェイを採用したことで各階に直接着車が可能(セミトレーラーにも対応)となり、テナント企業はオペレーションの効率化を図ることができます。1~3階は高床倉庫(プラットホーム1m)、4階は低床倉庫(バース高さ無し)仕様です。最小面積約650坪から分割が可能で、1フロア最大約7,400坪まで利用でき、大小様々なテナントニーズに対応できます。
建物設備では、全館LED照明の設置で省電力化や環境に配慮し、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)※2の評価「Aランク」の認証取得を予定しています。また、72時間対応の非常用発電機を備えることで、利用者の安全確保やテナントのBCPにも対応しています。
各企業による物流効率化の過程で、交通利便性に優れたエリアに立地する近代的な物流施設へのニーズが高まっています。増加する物流需要を不動産の面から支えることは、マーケットの発展に寄与すると考えています。ラサール不動産投資顧問、NIPPOは、今後も各企業の戦略的物流拠点となる適地を見定め、テナント企業活動のニーズに柔軟に応える物流施設開発を積極的に進めてまいります。
※1 マルチテナント型とは、複数テナントによる分割利用が可能な物流施設。
※2 「CASBEE」とは、建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会によって開発された建築物の環境性能評価システムで、地球環境・周辺環境にいかに配慮しているか、ランニングコストに無駄がないか、利用者にとって快適か等の性能を客観的に評価・表示するために使われているものです。「CASBEE新築」は、設計者やエンジニアが、設計期間中に評価対象建築物のBEE値等を向上させるための自己評価チェックツールであり、設計仕様と予測性能に基づく評価分類です。 (参考:CASBEEウェブサイト http://www.ibec.or.jp/CASBEE/about_cas.htm)
【施設概要】
所 在 地 | 埼玉県加須市豊野台一丁目317番6 |
敷 地 面 積 | 53,016.60㎡ (約16,376坪) |
延 床 面 積 | 121,437.34㎡ (約36,735坪) |
構 造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上 4階建 |
用 途 | マルチテナント型物流施設 |
着 工 | 2020年 5 月 1 日 |
竣 工 | 2021年 7 月30 日 |
設計監理監修 | 株式会社日立建設設計、株式会社エノア総合計画事務所 |
設 計 施 工 | 株式会社竹中工務店 |
施 主 | 加須プロパティー特定目的会社 |
【中央車路】
【1階休憩室】
【4階北側休憩室】
【テープカット】
(中央左がラサール不動産投資顧問株式会社 執行役員 永井まり、中央右が株式会社NIPPO 執行役員 下菊 和則)
【周辺地図】
【広域地図】
ラサール不動産投資顧問について
ラサール不動産投資顧問株式会社は、ラサール インベストメント マネージメントの日本法人です。ラサール インベストメント マネージメントは、世界有数の不動産投資顧問会社です。世界規模で、私募、公募の不動産投資活動、負債性投資をしており、総運用資産残高は約730億米ドルです(2021年3月末現在)。主要顧客は、世界の公的年金基金、企業年金基金、保険会社、政府関連、企業、その他基金(大学基金他)などで、世界中の機関や個人投資家の資金管理を行い、セパレートアカウント型投資、オープンエンド型ファンド、クローズドエンド型ファンド、公募証券、エンティティレベル投資等の手法で投資を行っています。また、世界最大級の総合不動産サービス企業であるジョーンズ ラング ラサール グループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)傘下にあります。なお、ラサール不動産投資顧問株式会社は、ラサール インベストメント マネージメントの日本法人です。詳しい情報は、http://www.japan.lasalle.com をご覧ください。
株式会社NIPPOについて
株式会社NIPPOは ENEOSグループの一員で、国内最大手の舗装事業者です。舗装・土木工事とアスファルト合材の製造販売を中核事業とし、この他、オフィスビル等の建築工事、マンション分譲やオフィスビル等の賃貸事業および市街地再開発事業を手掛ける不動産開発事業、土壌浄化事業、海外事業等、幅広く事業を展開しています。不動産開発における新規事業の一環として、大型物流倉庫開発事業にも取り組んでいます。
詳しくは【㈱NIPPO ウェブサイト】http://www.nippo-c.co.jp/ 【㈱NIPPO 開発事業部ウェブサイト】https://www.nippo-c.co.jp/ourbuiss/development/ をご覧ください。