マルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」竣工
~福岡市中心部および九州全域・中国地方への配送拠点に~
2024年8月30日
報道関係各位
ラサール不動産投資顧問株式会社
九州電力株式会社
九電不動産株式会社
株式会社大福物流
サール不動産投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 奥村邦彦、以下「ラサール」)、九州電力株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員 池辺和弘、以下「九州電力」)、九電不動産株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 大神徳仁、以下「九電不動産」)、株式会社大福物流(本社:熊本県上益城郡甲佐町、代表取締役社長 木村嘉宏、以下「大福物流」)は本日、マルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」が竣工しましたことをお知らせします。
本事業は、ラサール、九州電力、九電不動産の3社が地上3階建て延床面積91,878.28㎡(約27,793坪)のマルチテナント型物流施設を、本施設のため組成された福岡プロパティー特定目的会社を通じて開発したものです。なお、1階全フロアは大福物流が賃借します。
当施設は、福岡市の中心地から約10km、九州自動車道「福岡IC」から約1.7kmと、福岡中心部への配送に加え、九州全域や中国地方等への広域配送拠点として活用できる立地です。また、福岡空港まで約6km、博多港まで約10kmと、陸上輸送のみならず航空・海上輸送においても適しています。さらに、JR香椎線「土井駅」まで徒歩9分と交通アクセスの利便性が高く、通勤にも適した立地です。
機能面では、1階は両面バース式、2階・3階は大型シングルランプウェイと天候に左右されない中央車路式を採用しています。フロア面積は、1階が約8,200坪、2階・3階はそれぞれ約7,300坪で、最小区画約600坪から分割可能です。
施設内には、2階と3階に休憩室を備えるほか、売店、シャワー室、コインランドリー、バリアフリートイレを完備し、快適な労働環境を提供します。また、敷地内には約440台分の駐車場、約20台の大型車待機場、バイク置場等を整備しております。
防災面では、当施設は災害リスクの低い高台に位置し、洪水・高潮ハザードマップの浸水想定エリア外となっています。施設内では、24時間365日稼働の防災センターがセキュリティを維持し、エレベーター、トイレ等の電力を約72時間維持する非常用発電機や、非常時用の防災備蓄倉庫を備えています。
環境負荷低減にも配慮しており、人感センサー付きLED照明や、節水型衛生器具等を導入し、屋上への太陽光パネルの設置を予定しております。また、CASBEE-建築(新築)のSランク及びZEB-Readyの認証を取得済みです。
ラサール、九州電力、九電不動産、大福物流は、今後も多様化する物流需要に応えるべく事業を推進し、持続可能な社会・産業の基盤づくりに貢献してまいります。
【施設概要】
施 設 名 | ロジポート福岡粕屋 |
所 在 地 | 福岡県糟屋郡粕屋町江辻840番2 |
敷地面積 | 81,663.97㎡ (約 24,703坪) |
延床面積 | 91,878.28㎡ (約 27,793坪) |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 / 3階建 |
用 途 | マルチテナント型物流施設 |
着 工 | 2023年6月15日 |
竣 工 | 2024年8月30日 |
設計監理監修 | 株式会社日立建設設計、株式会社エノア総合計画事務所 |
設計・施工 | 髙藤建設・九州建設共同事業体 |
施 主 | 福岡プロパティー特定目的会社 |
特 徴 | [多様な物流ニーズへの対応] ・2階・3階に直接車両の乗り入れが可能なランプウェイを採用 ・約600坪から分割利用が可能な汎用性の高い仕様 [従業員の働きやすい環境整備] ・休憩室、売店、シャワー室、コインランドリーを設置 [防災対策] ・非常用発電機(エレベータ、トイレ等の電力を72時間維持) ・防災備蓄倉庫 [環境配慮] ・CASBEE-建築(新築)Sランク、ZEB-Readyを取得 ・人感センサー付きLED照明、節水型衛生器具等を導入 ・屋上に太陽光パネルを設置(予定) |
【周辺地図】
【広域地図】
ラサール不動産投資顧問株式会社について
ラサール インベストメント マネージメントは、世界有数の不動産投資顧問会社です。世界規模で、私募、公募の不動産投資活動、負債性投資をしており、総運用資産残高は約870億米ドルです(2024 年 3 月末現在)。主要顧客は、世界の公的年金基金、企業年金基金、保険会社、政府関連、企業、その他基金(大学基金他)などで、世界中の機関投資家や個人投資家の資金管理を行い、セパレートアカウント型投資、オープンエンド型ファンド、クローズドエンド型ファンド、公募証券、エンティティレベル投資等の手法で投資を行っています。また、世界最大級の総合不動産サービス企業であるジョーンズ ラング ラサール グループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)傘下にあります。なお、ラサール不動産投資顧問株式会社は、ラサール インベストメント マネージメントの日本法人です。詳しい情報は、https://www.japan.lasalle.com をご覧ください。
九州電力株式会社について
九州電力は、「ずっと先まで、明るくしたい。」というブランドメッセージのもと、低廉で良質なエネルギーをお客さまへ安定してお届けすることを通じて、九州とともに成長を続けてきました。「九電グループ経営ビジョン 2030」で掲げた戦略の柱の1つである「持続可能なコミュニティの共創」を目指して、2020年7月に都市開発事業本部を立ち上げ、九州を中心に国内外で様々な都市開発事業に取り組んでいます。
当社は、今後も収益基盤の強化のため、積極的に物流施設事業を展開するとともに、業界や地域社会の課題を解決し、地域の発展に貢献していきます。詳しい情報は、https://www.kyuden.co.jp/をご覧ください。
九電不動産株式会社について
九電不動産は、お客さまに「未来につながる、快適で環境にやさしい、安心な空間」を提供するというビジョンのもと、九州電力の子会社として九電グループ一体となって不動産事業を積極的に展開しています。不動産事業としては、マンション分譲、商業系賃貸等に加え、物流施設事業に力を入れており、九州域外で冷凍冷蔵倉庫を取得するなど、事業の推進に取り組んでいます。詳しい情報は、http://www.qfk.co.jpをご覧ください。
株式会社大福物流について
大福物流は、株式会社木村の子会社として「私たちは誠実さを第一に、『日々の豊かな“くらし”を創る』ことに挑戦し、地域社会に貢献します」のグループ企業理念を軸に、全九州エリアをカバーする営業網と、食品物流に特化し常温・定温・チルド・フローズンの4温度帯に対応した、人・車輛・自社センター・配送網を完備しております。また、「物流品質No.1企業」をスローガンに、豊富なセンター運営の経験に基づく、安全・安心で確実な仕分けや管理で、お客様のセンター構築・運営に貢献し、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、食品メーカー、各小売店舗などに幅広く活用されています。大福物流の物流グループ内には食品輸配送及び重機運搬を担うサンエックス、日用品雑貨配送、大型輸送を得意とする物流春日が地域社会に貢献すべく事業を展開しています。詳しい情報は、http://www.pd-daifuku.co.jpをご覧ください。